日比谷ミッドタウン『龍吟』2021年度最高支払額になるかも?【レシート公開】
今回の支払額は2人で¥16万490円!!!
「ミシュラン」で3つ星を獲得し続け、「アジアのベストレストラン」にも選出、他にも権威のある称号をいくつも手にした
龍吟
へ行って参りました。
読み方は龍吟=りゅうぎん。日本を代表する和食料理店になります。
滅多に行けるようなお店ではないので、存分に満喫しつつ記憶にしっかり残してきました。
今回はそんなお店の体験談をお話したいと思います。最後にレシートも公開しておりますので、ご参考になれば幸いです。
『龍吟』について
以前は六本木にお店がありましたが2018年の夏、日比谷ミッドタウン7階に移転しました。この7階フロアは全て『龍吟』となっております。
シェフである山本征治氏は「世界のトップシェフ100」にて何度もトップ10入りを果たしている日本を代表する料理人であります。
香川県の料亭やホテルで11年間修行を積み、その後2003年に『龍吟』をオープンさせたオーナーシェフだそうです。
『龍吟』の評判を食べログで覗いてみました。
- 高評価「名物オリーブ牛しゃぶしゃぶが絶品、接客が素晴らしい」
- 低評価「居心地の悪い内装」
との事です。
料金
基本的にディナーのみの営業。
しかし2020年5月からは期間限定でランチ営業もしているようです。
<昼>
丼ものAll¥5,000
鯛丼,牛丼etc….
<夜>
¥44,000のコース一本
日本酒は一合¥2,000前後、グラスワインは豊富に取り揃えているようです。
そして今回、私が注文したアルコールペアリングが驚く値段であります。
なんと¥50,000!!!!
内容も型破りでありまして、きっと一生忘れないであろうアルコールペアリングでした。
後ほどの体験談で詳しく説明しています。
*現在テイクアウトも行っております。
<メニュー>
¥40,000『すっぽん鍋』
¥60,000『アワビとフカヒレ贅沢鍋』
¥3,240『龍吟カレー』(レトルト)
お店の様子
ミッドタウンの7階フロア全てが『龍吟』仕様になっていました。
入り口横には刀が鎮座。
店内に入り窓際の席に通していただきました。
こちらの席は他のお客さんとあまり顔をささない配置になっており、席によっては皇居のお堀を眺める事ができます。
この窓際席の他には個室とホール席があるようです。
客層については、コロナ以前は外国人が大半を占めていたそうですが、今回は全員日本人だったと思われます。
我々の近くに座っていたのは、30代前後の比較的若いカップルでした。
ドレスコードはセミフォーマル推奨との事です。
セミフォーマルだと準礼装に値するので結婚式二次会の際の装いといった感じでしょうか。
私は普段着としても着用できるようなやや綺麗目ワンピースで行きました。
使えるシーンは、記念日等の特別なディナー、接待・会食、フォーマルな食事会あたりだと思います。
体験談
まずはシャンパンで乾杯。
ペアリングの一杯目になります。
夫は梅酒、値段は一杯¥5,000。
その後スタッフの方から「緊急事態宣言下ではありますが、ゆっくりと食事を味わっていただきたい為、コースは3時間から3時間半のお時間を頂戴しております」と説明を受けました。
我々も時間を気にせず、贅沢にお料理を堪能したい気持ちではありましたが、このような状況下の為、20時前には退店したいとの旨をお伝えしました。
結果的に20時に退店する事ができました。
さすがの『龍吟』です。
以下、コース内容になります。
- 左:丸玉吸。変な事を言って怒られそうですが、中華風たまごスープの雰囲気を感じました。とろとろのすっぽんが印象的。
- 中:頭芋。ほくほくな口当たりにどこかほっとするような鰹節風味。それでいてしっかり上品。
- 右:ふぐ白子。衣をまとって揚げてありあます。
- 左:海老真蒸。出汁こそは優しい味わいですが、海老真蒸や茸にしっかり旨味あり。お椀と言うより中国の薬膳スープに近い感じもしました。体がポカポカ。
- 中:ふぐ。
- 右:シラウオ。麺の様にゴマだれをつけていただきました。新しい食感!
20時前に退店したいとお伝えした事でかなり早いペースでお料理を提供して下さいます。
さすがのサービスだと感心しつつ、アルコールペアリングも一皿に一杯ほどのペースで出てくるので、お酒を飲むのに必死です。笑
- 左:寒鰆。カレーぽいスパイスな味わいがほのかに出現。
- 中:サエズリ、とろろ芋。サエズリが独特の感触で面白い。
- 右:オリーブ牛。しゃぶしゃぶ風。お肉がかなり柔らかく爽やかな味わい。
そして、このオリーブ牛とと合わせるペアリングワインが本日1番のびっくりポイント。
こちらです。
五大シャトーのひとつ、シャトーオーブリオン1995。
ワインショップでは8万前後で販売されている高級フランスワインであります。
酸味がやや強く瑞々しい味わいが、サラッとした脂をもつオリーブ牛と合うのかもしれません。
偉大なワインらしく、チェリーやカシスの様な香りの華やかさが、ワイン素人の私でさえも感じ取れる堂々たる存在感でした。
そして〆のご飯とデザート
- 左:根菜類のご飯。鮮やかな色合いが目に気持ち良いです。
- 中:モロと表現していましたブラッドオレンジ。
- 右;紅はるか。ほっくりモンブラン風。
デザート共にペアリングのラスト一杯。
ここでも驚きのワインが登場です。
シャトーディケム1990。
世界最高峰の貴腐ワインと呼ばれている銘柄であります。
ワインショップでは10万前後で取引されている高級ワイン。
このワインの余韻が退店後、帰り道の車内でも続いていました。恐るべしディケム。
という事で本日のわたし的ベスト一品は
シンプルな味付けや調理法の宿る潜在能力を感じる一品でした。
ごちそうさまでした
『龍吟』★★
主観的評価
★★★:リピート確定!!
★★:機会があれば行きたい!
★:また行くかもしれない
レシート公開
予約
ヒトサラにてオンライン予約可能です。
店舗詳細情報
関連ランキング:懐石・会席料理 | 日比谷駅、有楽町駅、銀座駅
にほんブログ村