京橋『てんぷら深町』ミシュラン東京常連の天ぷらとは。魅力を体験。
ミドリです。
年に数回、無性に天ぷらを食べたくなる事がありませんか?
だからと言って気を張るお店も疲れるし、、けれどたまには奮発してこだわりのある天ぷらを食べたい!そんな時に是非おすすめしたいお店を発見しました。
京橋駅から歩いてすぐ
てんぷら 深町
読み方は深町=ふかまちです。
ディナーの他、ランチ営業もしていますので銀座で観光がてらお昼はこちらで天ぷらランチ♪なんて使い方ができます。
今回はそんなお店の体験談を当ブログでお話したいと思います。
『てんぷら 深町』について
お店は京橋駅から徒歩1分の場所にあります。
高級デパートがそびえ立つ銀座4丁目の交差点からは徒歩10程度。
大将である深町正男氏は山の上ホテルにある「てんぷらと和食山の上」で修行を積まれたようです。その後2002年に独立し『てんぷら深町』を開業。この道50年の大ベテランですね。
お店の評判を食べログで見てみました。
- 高評価「衣が軽い、落ち着く店内」
- 低評価「外国人向け、油切れが悪い」
との事でした。ちなみに食べログアワード2021でBRONZEを獲得しています。
ミシュラン東京2021においては1つ星。
ミシュランガイド常連店のようです。
料金
ディナーの他ランチ営業もあり。
基本的に昼夜ともコースが主体なのですが、ランチ営業のみ¥3,000「天丼」をいただけるのです。これがかなりお勧めらしいのですが、こちらは予約不可だそうです。席の空きがある場合のみいただける、運次第の天丼であります。笑
<昼>
¥3,000『天丼』
¥8,000
¥10,000
¥13,000
<夜>
¥15,000『夜の定食』
¥17,000『同上+お刺身』
¥20,000『おまかせ』
お店の様子
店内の席数はカウンター11席に2人用テーブル2つ。我々は前日予約だった為テーブル席でした。やはり1秒でも早く揚げたてをいただきたいのと、大将の才腕を見たいところですのでカウンターがおすすめですね。
銀座付近といった場所柄、店内の雰囲気は気を張る様な空間だと勝手に思い込んでいましたが結構ラフな空気感でした。
客層は30代〜70代と幅広い世代の方が見受けられました。若い人はいなかったです。
ドレスコードの指定はなくシーパンを履いている方もいました。
使えるシーンはある程度仲の良いカップル、夫婦、同僚あたりの肩肘張らずに美味しい物を食べたい時でしょうか。
体験談
今回は¥20,000の「おまかせコース」をいただきました。
天ぷらの前にまずは先付けの湯葉です。
次にからすみ餅。
先付け2品を終えたら早速てんぷらスタート。
- 左:いきなり高級珍味が登場!ナマコの生殖巣であるくちこです。じんわりと感じる塩味がお酒飲みにはたまらんです。
- 中:ふぐの白子。みんな大好き食感!外はサクッ、中はトロ〜。
- 右:海老の脚。おせんべいの様にカリカリ
- 左:海老。軽めの揚げ加減、ぷりぷりしていました。
- 中:タラの芽。春野菜ですが一月にはすでにいただけるのですね。
- 右:ふきのとう。こちらも春野菜、独特のえぐみが春の訪れを感じます。
- 左:キス。大根おろしをたっぷり含んだつゆでいただきました。おろしが少なくなると、すかさず追加して下さいます。
- 中:シラウオ。魚介類はおろしたっぷりつゆが好みです。
- 右:これを待ってました!!うに大葉巻き。大葉の香りの存在感が強いですが、うにならではのとろける感触は充分楽しめました。
- 左:したけけ。キノコ類は火傷注意です。
- 中:甘鯛。パリパリ鱗が楽しい。
- 右;れんこん。れんこんってカリカリのイメージがありますが、これは優しい食感。
- 左:アスパラ。
- 中:〆の天丼。これはご飯が進みますね〜、海老の歯応えが病みつきになります。完食。
- 右:柑橘のゼリー。もはや果物を食べているんじゃないかって程、果実感たっぷり。
今回のわたし的ベスト一品は
コース完食後の食後感がなんとも爽やかで不思議な感じでした。
素材を充分に引き立たせる上品なこの衣は、この道50年という長年の鍛錬によって成せる技なのでしょうか。
コースの天ぷら屋さんへの訪問回数は今回で3回目という私には、今後は『深町』が天ぷらの基準となり比較対象になると思います。だからこそこちらのお店の真髄を私が理解するには2年後、またはそれ以上かかる事でしょう。
天ぷらの名店とはなんぞやと思う方には是非おためしください。
ごちそうさまでした
『深町』★★
主観的評価
★★★:リピート確定!!
★★:機会があれば行きたい
★:また行くかもしれない
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