神谷町『おかもと』ミシュラン2つ星和食店の本気！味わうことに集中した夜

【本日のお会計は2人で約¥79,000でした!!】

ミドリです。

外食の楽しみ方って何通りもあると思います。

生ビール片手に、友人と盛り上がったり、
高級フレンチでワインの香りをとったり、
時にはひとり酒で孤独な時間を満喫したりと

私も意識はせずとも、その時々のシーンによって様々なパターンで外食を楽しんでいます。

今回は、またいつもと違った、気が引き締まるような空間での食事を体験しました。

場所は、虎ノ門ヒルズからほど近いミシュラン2つ星料理店

おかもと

日本料理店になります。

食事中の2時間、夫との会話もお預け。

目の前のお料理にただひたすら集中する、そんな時間もたまには良いですね。

今回はそんな体験をした『おかもと』の話しをしたいと思います。

Contents

『おかもと』について
おかもとの料金
店内の様子
『おかもと』の体験談
- わたし的ベスト逸品
予約
店舗詳細情報

『おかもと』について

場所

神谷町駅目の前、虎ノ門ヒルズ駅徒歩8分ほどの場所に位置しています。

大通り沿いなので店前までタクシーで行けますし、ハイヤー運転手さんの待機も可能です。

大将について

店主である岡本英嗣氏は京都「和久傳」そして麻布十番「幸村」で研鑽を積んだ方であります。

東京にいながらも、京都の味が楽しめる日本料理店として知られていた「銀座おかもと」を開店し、その後2017年、現在の神谷町「おかもと」に移転したそうです。

「おかもと」の評判

食べログにて評判を覗いてみました。

高評価：「からすみ蕎麦が悶絶級の美味しさ、素材の増幅に長けた店」
低評価：「食べ終わってみると何か物足りない、関東の和食という感じ」

との事です。
どういう訳だか口コミは少なめでした。

おかもとの料金

ディナーの他、ランチ営業もあり。

＜昼＞
¥13,000
¥23,000
¥33,000

＜夜＞
¥23,000
¥33,000

店内の様子

雰囲気

カウンター9席に5人まで可能な個室があります。

カウンター席目の前には炭床が配置されておりカウンター割烹形式でありました。

お店は大将とお弟子さん、お二人で切り盛りされている様子。

途中までは、我々2人と合わせて店内は4人のみだった事もあり、都内でいながらも静寂な雰囲気で食事をする事が出来ました。

麻布十番「幸村」の活気のある雰囲気とはまた違った感じであります。

客層

入店した1時間半後あたりに後客のお二人がいらっしゃいました。

平日でありながらも私服でしたのでご近所の方でしょうか、パッと見40代前後のご夫婦のようでした。

ドレスコード・利用シーン

ドレスコードの指定はありません。

利用シーンは知人・友人・同僚が望ましいのでないでしょうか。

落ち着いた雰囲気ですので、ゆっくりと会話ができるものの、女将さんやサービススタッフはいませんので接待が適しているのかは検討がつきませんでした。

『おかもと』の体験談

今回、我々は1番高いひとり¥30,000ほどのコースを堪能。

まずはプレモルで乾杯です。

珍しくシャンパンではなくビールを頼んだのですが、これが正解でありました。

一品目は帆立を炙ったもの。
添えられているのはたらの芽。

この春野菜特有のえぐみがビールの苦みと相まって良い感じです。

以下、コース内容

左：松葉蟹、後に天ぷらなどに調理してくださいます。
右上：鯖寿司、鯖もお米もふんわりしていて美味しいです。
右下：葉野菜、カニ、魚卵の和物。上にはキャビアがたっぷり。

この松葉蟹、アラカルトだったら値段が気がかりになりそうな位、圧倒的存在感です。

左：白味噌のお椀、海老芋がほっくり。
右：『おかもと』のスペシャリテ、からすみ蕎麦。アクセントにそばの実。

左：先ほど松葉蟹をいただきました。まずはわさびオイルで。
右上：天ぷら

左：シンプルにすだちで。
右：蟹味噌、個人的にこの部分が1番好きです。濃厚な蟹味噌を食べた後、口に広がる余韻で日本酒をぐびっと飲むがたまらないのです。

蟹味噌を食べ終えた後に、甲羅酒にしてすすりたいところでしたが、それはありませんでした。

左：サワラの西京焼き、ホタルイカを干した物？これ逸品でした。そして明太子、茄子の酢のもの。
中：おでん。
右：筍の炊き込みご飯。

左：ラムレーズンアイスクリーム、小豆、苺
右：蓮根餅

以上になります。

手持ち無沙汰を全く感じさせない、お料理の提供タイミングが絶妙でした。

そんな事ですので、今回のお酒はビール一杯と日本酒一合のみ。

一皿一皿の印象が鮮明に残っているのも、お酒を過度に飲まない大きなメリットだと気付きました。

そして目の前のお料理、すなわち食材に向ける意識が高くなり、それを心ゆくまで味わう、粛々とした時間でもありました。